こんにちは、BizMuの阿部です。
大手メジャーレコード会社と音楽プロダクションの二足のわらじで音楽業界を
15年間業務に携わり、その中で有名アーティストのマネジメントや新人アーティストのデビュー、
そして大声では決して言えないような手法などあらゆる経験をさせてもらいました。
その経験からこれからの音楽活動にとってとても大切なSNSの媒体活用についてお伝えしたいと思います。
この記事は
* 音楽活動をされているアーティストやマネジメントに就業している方
* 音楽活動をしたいと思っている音楽アーティストの方
* 音楽アーティストと共に音楽業界で活動されている方
* SNSを効果的に活用したいと考えている音楽アーティストの方
* SNSで顧客拡大を考えているアーティスト及びマネジメントの方
などに向けてSNS上での音楽活動での注意点や行ったことが良い施策などお話したいと考えいます。
誰もがしっかりとした意識を持ち活動を行うことによって得られる成果は違ってきます。
やるなら成果をしっかり残していきたいですよね。
今までプライベートのコミュニケーションのツールとされてきたSNS。
しかし、今の時代は「ビジネス」としての関わりを強めています。
新人の売り込みなどする際にも「フォローワーは何人いるの?」「視聴回数は?」など実績を聞かれます。
そのために1人でも多くの人に「いいね」や「登録数」を増やすことに努めているのではないでしょうか?
多くの方に自身を知ってもらいたい為に「いいね数」や「登録数」の数字が気になるのではないでしょうか?
しかし、その為に本質と違った内容の記事を投稿しては意味がありません。
「今日のランチは***食べた」「久しぶりに****へ行った」「お気に入りの****」など、
記事の内容を多角的(広範囲)に広げてしまっては伝えたいものがブレてきます。
これらは、記事(書く内容)に困った末「何かあげなくては」という意識が働いているのです。
それとも、「何をあげればいいのか」ということ自体がわからなくなっているのではないでしょうか?
これではネット・SNSを「使ってはいる」が、音楽活動に「活用」をして来たという
ことにはならなくなってしまいます。
やはり音楽を志すアーティストであれば一貫したメッセージを伝えることが大切です。
Contents
アーティスト自身が有名だと思い込んでいる
SNSの自己紹介?プロフィール欄に説明してあるから音楽アーティストとして
認識されているという錯覚を起こしてしまうのでしょうか?
自己紹介がないのはなぜ?
初対面の方とお会いする時は、まず最初に何をしますか?
いきなり「元気!」というのでしょうか?それとも「商品を買ってください」といきなり営業するのでしょうか?
いいえ、しませんよね。最初はやはり自らの名前を名乗る「自己紹介」から始まりますよね。
どう考えてもそうですよね。
しかし、それがSNSの投稿などになるとおかしいと思うことを平気でやっているとは思いませんか?
では、なぜやってしまうのでしょうか?それは、
○ 自分は有名人だと思っている。
○ 周りは自身のことを知っている前提
○ 気づいていないで投稿している
○ 集まっているのはファンだと思っている。
などではないでしょうか?
それと、最も多いと思われるのはSNSの活動を単なる情報提供だと思っているのです。
情報提供にも2種類の考え方があります。
① 知らない人へ発信する情報
② 知っている人に発信する情報
この2種類です。多くは後者②の知っている人への情報提供をしているのです。
私たちはSNSの活動をどのような位置づけにするかが明確されていないのです。
音楽活動の一部だと考えるのであれば私たちは知らない人へアプローチを行い
少しでも興味を持ってもらわなければいけないのです。
そうであれば最初に行うのは「自己紹介」ではないでしょうか?
アーティストの特徴の記載漏れ
私たち音楽アーティストであればどんなアーティストなのかを知ってもらいたいですよね。
○ どんな歌を歌っているのか?
○ どんな思いで音楽に関わっているのか?
○ どんな夢を叶えたいのか?
○ どんな気持ちで歌っているんか?
など私たちの特徴というかアーティスト像をせっかくなら知ってもらいたいですよね。
これって一般にいう商品説明ということです。どんな商品かわからず商品を買うことはないですよね。
興味がない商品であれば調べることもありません。
私たちは、音楽アーティストという商品でもあるのです。
その商品説明がなければ興味が沸くわけがないのです。
単に、歌を歌っています。と言われても、だからって感じでないでしょうか?
「女子のストレスを発散!聞いてください」などあれば「あれ?なんだ」と興味や女子の発散ってどんなことだ!と思ってくれる可能性は単に歌っています。よりわかりやすいですよね。
しかし、SNSにはしっかり説明できる欄がある物と無い物があります。
自己紹介と説明で文書が終わってしまうSNSもあるかと思いますが
そんな場合はキャッチコピーを作った方がいいです。
特徴的な物で記憶に残るフレーズがいいですがちょっと考えて見ましょう。
記憶に残る、印象を与える。ことが必要ですね。
共感性のないアーティスト紹介
アーティスト紹介いわゆるプロフィールですが、なんであんなにも無機質なのでしょうか?
「プロフィール」という意味を人物の経歴と思っているのかもしれません。
人物の名前やその人が経験してきた学業や仕事、身分や地位に関する事柄をだと思っていませんか、
しかし、その経歴をただ並べられても「はい、でなんですか?」と思ってしまいます。興味が湧きません。
一般にアーティスト紹介する項目として3つあります。
・ profile(プロフィール)
・ biography(バイオグラフィー)
・ discography(ディスコグラフィ)
ちょっと簡単に説明しますね。
・profile(プロフィール)とは、
人物の経歴。人物の名前やその人が経験してきた学業や仕事、身分や地位に関する事柄。また、相手から見たその人の人物評価というニュアンスが含まれることがあるとあります。
・biography(バイオグラフィー)とは、
伝記。個人の生涯を、事績を中心に記録したものとあります。要はアーティスト自身の生い立ちをまとめたものです。
・discography(ディスコグラフィ)とは、
レコード・レーベル、レコード配給会社などの発表してきたレコード(作品)を制作順or発表順にリストアップしたものです。
この3つがアーティストを紹介する項目になるのですが、どれも大切ですね。
しかし、今私たちがもっとも大切にしなければいけないのが
私たち、音楽アーティスト自身に興味を持っていただける紹介文であるということです。
プライベートの自己紹介であれば私は阿部と言います。出身は東京で血液型O型、好きのスポーツはサーフィン。
などでいいかも知れませんが、社会人になって、特に自身が商品である場合そうではいけません。
興味を煽る「動機付け」になっていなくてはいけないのです。
まず、自分の事を知ってもらう必要があり、それと同時に興味を煽るものになっていなければいけないのです。
単に箇条書きされた項目を埋めるのではなく、アーティストとしての自分について
ストーリー仕立てで語るとわかりやすいかも知れません。
アーティスト活動を始めるに至った動機や関心事、影響を受けた人物や事柄など
魅力的な存在として提示することで人々の心を惹きつけることが必要なのです。
アーティストの特徴が商品説明であれば
アーティスト紹介は、生産者の説明なのです。
説明文のなしの押し売り情報
説明なしのリンクもの要項表示
投稿すれば良いと思っていませんか?
何か外部の情報を伝えたいと思っているのはわかるのですが、
説明なきリンクだけが投稿されている場合などあります。
これって何が目的になっているのでしょうか?
本来、その記事はきっと大切なもので人に伝えたいと思っているのでしょう。
であればしっかり説明やら感想など自分の言葉を添えて投稿するべきですね。
単にリンクのみだけですとどうですか?作業になってしまっていませんか?
もし、私たちが読み手だとしたらどうでしょうか?そんな記事をクリックしようと思いますか?
目的は、読んでいただき少しでも私たちに興味を抱いてもらうことです。
そして、このきっかけを次につなげることが重要なのです。
音楽活動の一環で行っているのですから目的をしっかり把握していかなければいけません。
この説明や感想の文書もその人ならでは特徴がありますから重要です。
単に説明を簡易的にしてもダメです。自分ごとと捉えて自分の言葉で伝えることです。
興味触発のない告知・宣伝はスルーされる
告知や宣伝系は基本スルーされると思っていた方が良いですね。
かなり興味あるものでない限りスルーされます。私はスルーしています。
告知、宣伝というと基本営業という風に映ってしまいますよね。
営業すなわち売り込みですので、読み手側からすると一旦引いてしまいます。
○ ×月×日 ライブを行いますので是非来てください。
○ オンラインライヴ配信決定!ゲストは××と××
○ #ハッシュダグの連打のみ
○ ×月×日 ××局のラジオ番組に出演決定!
○ 【音楽配信開始中】のみ→URL
こんな一方的な投稿で興味を抱くと思えません。
知り合いならまだしもやはり説明や感想を添えた方がより伝わると思いますね。
・一体どんなライブをするのか?
・参加するゲスト・アーティストはどんな方なのか?
・どんな内容をラジオで話したのか、または、話すのか?
・どんな楽曲なのか?どんな思いが入っているのか?
など一言触れることによって読み手の興味度合いが違って来ます。
興味があれば探してでもそのURLに辿っていくのではないでしょうか?
作業の紹介であって作品の紹介にはなっていない
新曲のレコーディングやライヴの準備と音楽活動には色々な作業がつきものです。
しかし、作業は作業で流れはほぼ全て一緒。誰かまはず一緒です。
アーティストによってはこだわりのある方もいるかと思いますが基本同じ作業になります。
この作業を投稿する人って多いですよね。
○ 今日は、レコーディングでした。新曲楽しみにしていてください。
○ 歌詞がなかなか書けない。
○ ハンドリハ!順調です。お楽しみに。
○ ミックスしています。
○ 最高のものができました。
こんな具合な投稿を見かけることはないでしょうか?
記事投稿が目的になった挙句の結果
結局、当たり障リのない文章になってしまうのです。
なぜですかね?やはり音楽活動だと思っている意識が薄いのです。
多くの人に興味を持ってもらうというより、目の前の人=もう私達を知っている人への文章でしがないのです。
では、どうしてそうなるのか?
ネタがないという言い訳が最初に出てきて、そして種明かしはしたくない。
というクリエイティブな側面、先出しがデメリットだという理由を並べるのではないでしょうか?
もうこんな考え方をしていたら時流に取り残されてしまうというか?叶うものも叶わなくなってしまします。
多くのアーティストと同じ内容を投稿して、どこで差別化を図るというのでしょうか?
差別化はその本人と作品に込める思いでしかないのです。
その部分をもったいつけて後に回し、興味がわかない投稿を繰り返しても
マイナスプロモーションになっていくのです。
また、告知か?宣伝だよ。新曲レコーディング、、、はい、頑張ってください。
そんな気持ちにさせてしまってはせっかく繋がっている機会が台無しです。
繋がった縁をどう活かしていくかということです。
期待を持たせる。応援したくなる。共感を共有する。このような気持ちにさせることが大切なのです。
本来、アルバムのコンセプトがあり、シングルを作っていくわけですが、この流れを語っていけばいいのです。
その楽曲を多くの方に知ってもらうためにライヴを行うということを語っていけばいいのです。
音楽活動には全てに意味や理由があります。その理由を話していけばいいのです。
音楽媒体に取材された気持ちの希薄さ
よく言われる話ですがSNSとは「個人で媒体」を持つと言われます。「媒体」です。わかりますか「媒体」ということです。
媒体とは、なかだちするもの、つまりラジオや新聞、インターネット、テレビなどメディアそのものを「媒体」というのです。
人に伝える「伝達手段」ということです。
では、私たちが持っている「個人媒体」をこのような4大媒体と同じように捉えたことはあるでしょうか?
○音楽雑誌の取材にはどのような話をしますか?
→素敵なレコーディングが出来ました。と話すのでしょうか?
→12曲入りで、ボーナストラック2曲初回限定など商品説明しますか?
→ジャケット可愛くないですが?はい、気合入れましたって話ますか?
○ライヴのPRができる機会があったときにどのような話をしますか?
→×月×日19時からスタート!お待ちしています。と話ますか?
→対バンイベントに出演します。お時間あれば、と話ますか?
→詳細はHPでチェックしてください。という話をするでしょうか?
多分、しませんよね。
音楽雑誌の取材などは、事前に取材内容を確認して、どのような話をするか考えますよね。
音楽のテーマや込めた思いなどの話になりますよね。
全体の構成はどのようなイメージで作りあげたのか話をしていきますよね。
その全体を表現出来る1枚のアイコンとしてジャケット写真の話をすると思います。
ライヴも同様ですよね。
見所を伝えていきますよね。どんな構成でやるのかテーマを話ますよね。
オーディエンスに感じでもらいたいメッセージなどを語りますよね。
個人のSNSも同じなのです。
個人が所有している「媒体」という意味では同じように取り組んでいかねければいけないのです。
それが「個人」という言葉が入ることによって手薄になってしまうのです。
手薄になってはいけないと思いつつ手薄になっていくのです。
これは、スタッフや関係者にも言えることです。
アーティストなどにSNSをしっかりやりましょうと話しつつ自身はSNSをやっていない
スタッフなど見かけることがありますがこれはダメだと思っています。
自身がやっていないことを他に強要することは出来ません。と私は思っています。
だってそうですよね。本人からすればやってないのにその必要性などわかるはずもないと思ってしまいます。
また、わからないことがあっても聞けない。やっていないので答えられないということもありますが
スタッフも関係者もSNSを一つの媒体と捉える気持ちがあればひとつひとつの記事を単発で投稿するのではなく
音楽作品のanotherストーリーのような存在にしても良いかと思います。
そのように捉えると記事の内容も決まり私たちも描きやすくなるのではないでしょうか?
アーティストに求めていない情報掲載
私たちに求められている情報発信というのはどういったものなのでしょうか?
地位を確立されているアーティストであればいいのですが、私たちはまた無名に等しい立場です。
そんな立場でどんな発信をすればいいのでしょうか?
それは、音楽アーティストだという存在を知ってもらうことから始まります。
音楽を志すアーティストということを知ってもらえるメッセージを発信していくことから始まるのです。
日記調の投稿
無名のアーティストの私生活など知りたいと思うのでしょうか?
個人的なプライベートで行っているSNSなら問題ありません。
趣味や個人的な目的をお持ちで行っているものだと思います。
しかし、音楽活動と思いつつプライベートを晒している方が多いですね。
「今日の朝食は***作ったみた」
「****へ行った」
「ファッション自撮りで今日のコーデ」
「飼い猫に一言」など、
これだと一般の方の投稿と同じです。同じということは趣味ということになってしまっています。
伝えたいことが伝えられていない、音楽活動になっていないということです。
例えば、朝食を写真でアップしただけではなく、この写真から感じる楽曲名や歌詞を引用するなど
一手間かけることや、1枚の雑草の写真からこみ上げる想いとか、ちょっとした感性を加えることによって
その人なりが垣間見れるということもあるのです。
その感性がアーティストとしての個性にもつながっていくのです。
結果報告
・「昨日はありがとうございました。多くの方に見て頂き感謝しています」
・「××新聞に掲載してもらいました」
・「ブログ更新しました」
・「楽曲タイトルのみ」
・動画アップしました。」
など、結果だけが記載してある記事です。
主語が抜けているのです。前日の投稿記事の流れなのかわかりませんが
その記事を最初に見た人は「?」ではないでしょうか?
気になった方は、スクロールして過去記事に戻ってくれるかもしれません。
しかし、多くはそんな余裕はなく、気になったものだけを見るのではないでしょうか?
結果を先に言うのはいいことですが、その後に「なぜならば」という理由を加えないと話が
点になり繋がって行かなくなってしまいます。
このあたりは、前後の投稿記事にもよりますが、ひとつひとつが完結出来る内容だといいのではないでしょうか?
SNSも音楽活動、リアルな活動の再現
いつでも初対面の方にお会いする気持ち
誰もが知る「初心忘(れ)るべからず」という言葉があります。
「物事に慣れると慢心してしまいがちだが、最初のころの志を忘れてはいけない」という
意味で使われるのが一般的な言葉です。この言葉を肝に銘じて置くということです。
SNSとは基本文章でのやり取りになります。
文章は難しく、人それぞれ取り方も違ってくる場面もあります。
これが対面だと双方向の会話などで誤解など生じることは少ないとは思うのですが
十分に気をつけなくてはいけないポイントでもあります。
ですので、常に初対面の方とお話をしていることを気にかけていくと良いと思います。
丁寧な言葉を使い、挨拶はもちろんしますよね。
だってそうですよね。興味を抱いた人が友人にシェアなどした場合その方は初めて会う(知る)人になるわけです。
その方の紹介の仕方もあるかとは思いますが、好感がいい方が良いですよね。
いけないのが先ほどの言葉にもあるように「物事に慣れると慢心してしまいがち」ということです。
決して自身ではそう思っているわけではないのですが、逆に親近感を打ち出しているのかと思いますが、
慣れからくる慢心につながるのです。
親近感はリアルで伝えればいいのです。オンライン配信の時に見せればいいのです。
だってそこには興味を持って頂いた方が集まっているのですから逆に親しみなど伝える機会であるわけです。
顔が見えない分、相手がわからなに分、丁寧に=初心忘れずにすることが良いのです。
音楽アーティストだと忘れるな
だからといって媚びるということではないのです。
音楽アーティストとして凛としていればいいのです。
自分は音楽アーティストなのだということを忘れずにです。
一般の男子、女子とは違うのです。趣味で投稿しているわけではないのです。
何かを伝えたくて、何かを起こすことを目的に活動しているアーティストだということを忘れてはいけません。
しかし、「いいね」数や「フォローワー」数によって焦りが湧き目的がブレてしまうと一般化された内容の
投稿などしがちになり日々の日記になってしまうのです。
私ごとですが、気になったアーティストがいたのですが
毎日の投稿を見ていく中で今ではその当時の気持ちは無くなりました。
なぜだろうか?それば頑張っている感がなくなってしまったのです。
音楽より露出を大切にしているように思えてきたのです。
そして、今では「大丈夫?」と思ってしまうぐらい痛いのです。
アーティストブランディング(イメージ)を壊すな
アーティストは、基本歌を歌うことが得意です。音楽アーティストですから
しかし、話がうまい、下手、苦手というアーティストもいます。
話ことでイメージがよくなる人もいれば、逆にイメージを損ねてしまう人もいます。
文章が得意な人もいれば、不得意な人もいるのです。
SNSが重要だからといって慣れないことをやらせてはいけないのです。
いや、やってはいけないのです。
アーティストとしての感じた気持ちを書く
素直に話せは、真摯に思いを書けばいいと思います。
私たちは、音楽に対しては興味があり大好きなものです。
しかし、興味があり、大好きなものについてなぜ書かないのでしょうか?
なぜ、日々の日記を書くのでしょうか?
音楽を軸に失敗談もあれば音楽活動をしてきて嬉しかったことなど
数え切れ無いほどあるのでは無いでしょうか?
出来事と思いという2つで分けることも出来ますが、
ここで伝えたいことは好きな音楽についてのことを伝えれいけばいいのです。
好きなものだと続けていけますよね。ちょっとした気づきでもいいのです。
→花を見て、綺麗と思う人もいれば、儚いと思う人もいます。
→時計を見て、未来を語る人もいれば、過去を惜しむ人もいます。
→醜いものを見て美しいと思う人もいれば、残酷と思う人もいます。
それが私たち一人一人の感性なのです。
毎日1枚のお気に入りの写真を選んでコメントを書いてもいいかも知れません。
自分の思いを、自分の言葉で伝えることが大切だと思います。
プライベートはギャップに使う。
ギャップとは、愛着や親しみを与えるもの、
そして、意外性を伝えることで共感を生む可能性があるのです。
硬い話ばかりしている人が、ある日抱き枕が楽だ。という話をすれば
意外性が生まれ、こんな人でも人間味があるのだと思ってもらえるかもしれません。
怖いイメージの人が、子犬を飼っていたとしたらどうでしょうか?
料理などしなさそうな人が実はとても料理上手であれば意外性を生みます。
しかし、これらは一貫したイメージ層があってできることなのです。
一貫したイメージができていなければ器用なんだね。あ〜犬も飼っているんだ。としかなら無いのです。
ギャップとは、意外性ということです。
意外性とは、一貫したイメージが構築できているから生まれて来るものです。
ですので、私たちは音楽を生業にしているアーティストなのだということ
なんのために歌っているのだということを認識してもらわなければいけません。
安室奈美恵さんのFBは普段あまり見れ無いものがそこにあります。
それは「笑顔」です、笑っている姿があるのです。
クールなイメージの彼女が笑うことで親近感を覚えるのです。
愛着がわくのです。
一貫したイメージを訴求することを最初にしなければいけ無いということです。
拡散してというお願いではなく、話題してもらう
自身を広げようと「拡散」のお願いをしているのを見ます。
これも「拡散」という押し売り営業になっているのです。
人が人に伝えたいということが拡散に繋がっていくのですが
人に伝えたいということはどういうものなのでしょうか?
何かためになることが、悩みを解決してくれること、
人のために役立つことなどでは無いでしょうか?
それは、自分の弱点を克服している姿もそうかもしれません。
これは「感動」というものです。「感動」が他者には「活力」に変わっていくのです。
単にライヴの告知を拡散してくださいや新曲を広げたいということでは
人は動くわけがありません。それって自身のメリットだからです。
音楽とは、自分のためにではなく、他者のためにあるものだとお話をしてきています。
自分のためには拡散はしてくれ無いのです。
もし、あるとすれば「何かを乗り越える」「達成させる意思」「思い」という感動するものが
あるときだけでは無いでしょうか?
でも、それって音楽を始めるきっかけになった思いではないですか?
その思いを伝えることで人が人に伝え、話題になり、そして人が集まって来るということです。
音楽活動は何もリアルな活動だけではないのです。
活動自体のフィールドが変わっただけで行うことは同じなのです。
自己満足ではなく、顧客満足させ、顧客に話を広げてもらう。
では、今までの話をまとめると
1:自己紹介をしましょう。
2:どんなアーティストなのかをわかりやす記載しましょう
・どんな音楽ジャンルなのか?
・そんな思いて歌っているのか?
・どんな夢を持っているんか・
注)毎回全てを書き込むことではないですよ。
* キャッチプレーズを考えてみましょう。
3:音楽活動を始めるきっかけになった出来事や影響を受けたことなどそして、
どこに向かって走っているいるのか?そして何を成し遂げたいのかをストーリーを描いてみましょう。
4:外部情報は自分の思いを言葉にし紹介しましょう。
5:宣伝や告知は何故それを行うのか?という理由を加えましょう。
6:音楽活動結果ではなく、ひとつひとつの意味を伝えましょう。
7:惜しげもなく、コンテンツを開示していきましょう。
1枚の写真でも出来上がりではなくプロセスを公開するのです。
8:作品に込めらてた思いを伝え、紹介しましょう。
9:どんなライヴするのか?そしてどんな気持ちで帰ってもらいたいか伝えましょう。
10:プライベートな記事は2〜3割でいいでしょう。
11:アーティストイメージが構築出来ればギャップを作っていきましょう。
* 意外性、親近感がわくものはなんですか?
12:一生懸命に取り組んでいる姿を見せていきましょう。
オーディエンスに寄り添うのです。
自己満足てはなくオーディエンスを満足させていくのです。
出来ることからやっていきましょう。そして多くのオーディエンスに興味を抱いてもらうのです。
と言ってもなかなか1人では出来るものではないかと思います。その時は友人や知人の力をかりましょう。
上記の項目に対して質問形式で聞いてもらうのです。
そして、それを録音していき後で描き起こせばいいのです。
そして、それを少しつづ投稿していけばいいのです。
自答自問って結構難しいことです。なかなか本音を言えないこともあります。
そんな時は、友人・知人に取材をお願いし聞いてもらうのです。
そして、その状況も記事として投稿することもできます。
要は、なんでもコンテンンツになり、記事になるのです。
一貫したことさえブレなければ、、、、
外出自粛となった今、音楽活動は今までの様に行えない。ということは私たちは身を持って学んだと思います。
今、出来る音楽活動の一つの方法として「ネット」を活用した音楽活動です。
しかし、音楽業界の音楽活動はリアルな活動を軸に行ってきた結果そして、それで成り立ってきたことで
「ネット」への興味・意識がわかずそのために知識の蓄積がされてこなかったのです。
「ネット」と言えばHPを立ち上げることだと思っていた。専門家に任せればよし。
という考えのもと今に至ってしまっています。
音楽業界は「ネット」というものを軽視してきてしまったのです。
しかし、専門知識を習得するという話ではなく、少なくともネット内での音楽活動とは
どのようなものかを認識し表現方法を学び、活用方法を知り、少しでも多くの方々にアーティスト自身を
知ってもらい興味を抱かせるアプローチを心得ていかなくてはいけません。
ネットは「活用」するもので単に「使う」だけのものではいけないのです。
私は音楽ビジネスをオンラインで学べる「BizMu」という
オンラインサロンを主催しています。
そちらに参加いただくと、音楽関係者との繋がりが持てる上に
音楽業界全般の知識や習慣、メジャーレーベルの宣伝ノウハウや
マネジメント業など音楽業界の知識を学ぶことができます。
音楽活動に必要なものをお伝えさせていただいています。
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